ゼロになって行く この想いと共に この世界と共に 君といた時間は 君との途切れた関係 ...
本当の事を話してみようか、多少の期待はあった、誰よりも長く一緒に居るのだから、ケドその関係が壊れる...
涙なんていらなかった 僕には失った物 なんてないし 孤独すら無かったハズ 何時も手を差し伸...
屋上はコンクリートが所々ひび割れ、じめじめした嫌な感じだった。 「花音!何でさけるんだよ!」 ...
何時からだろう こんなに楽しいの はじめはアホ臭いと思ってた いくら追い掛けても追い付かない...
「べ…別に何も…」 「嘘だ!!」 直也は花音が言い切る前にそう言い張った。 「そんな挙動不審...
息を切らしてやっと教室に着いた。 「おはよう花音…どしたの?息切らしちゃって…」 皆が聞いてく...
何時でも君は 揺らぐ事の無い視線で 前を見つめる 君が向く先には 何がある? 決して僕に...
僕が流した涙が 無駄なのは分かっている 『悲しみ』の感情でもない 私が涙を流すのは 『悔し...
「元気無いじゃん?」 ナオはそう言って花音の肩をポンと叩いた。 「うわ!」 一瞬の出来事だ...