――翌朝 ワン家 猛「おはよ〜」 聖「おはよ」 朝早く猛がリビングへ出ると...
隆「珍しいな…聖二…」 突然登場した聖二に隆一は呆気にとられていた。その肩が大きく上下する...
――伸昭家 ピンポーン――― 伸「…んー…」 鳴り響くチャイムの音。 今...
聖「それは俺に対する“甘え”だよ、秋奈。それは恋愛感情とかそんなんじゃない」 秋「…」 ...
聖「良かったな、翼、喜んでくれて」 翼との会話を楽しんだ後、2人が病室をでるとすでに外は薄...
聖「大丈夫か?」 病室の前まで来て聖二が訊いた 秋「え?」 聖「今日お前変やで...
秋「何?」 秋奈はきょとんとしていた 拓「…秋はさ、自分のことを誰も見てくれないって...
―――こんなところにいたの? やっと見つけた、そう言って彼は手を差し出し笑った。その手を私...
バンドでも相変わらず“いい子”だった秋奈も少しずつ“自分”を出すようになっていき俺は寂しさを感じ...
あれから、秋奈からはいろんな恋の話を聞いた。はっきりと本人の口から聞くことはなかったけど、ど...