ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ…… ちさが､ｷｬﾘｰｶｰを引っ張って歩く｡ 時々､すれ違う人が振...
｢なんで?｣ 問いかける僕に､ ｢本物の､ｸﾛｰﾊﾞｰとしろつめ草畑､ｾｯﾄに入れたいん...
それから｡ 僕らは､また制作にいそしんだ｡ ちさの作ったそれぞれのｷｬﾗｸﾀｰが出来上...
恋歌を俺が送っていき､響はそのままﾊﾞｲｸで帰宅､ちさは智と梨玖が送って行く事になった｡ ｢じ...
｢大丈夫?恋歌｡ちょっと水とかない?｣ 恋歌の背中をさすりながら言う梨玖に､ ｢あ､...
｢ﾄｰﾏｰ!最後に打ち上げするよ!おいで!｣ 恋歌が僕を呼ぶ｡ ｢…うし!やりますか!...
｢あ､響来た｣ ﾊﾞｲｸの音がして､土手の上に響の姿を見つけた｡ ｢おｰい!こっちｰ｡あ...
恋歌に話してみて改めて思った｡ ああ､俺はﾊﾞｶだよ｡ これじゃ､後にも先にも進めやしな...
恋歌は､男運ないし､酒好きだし､変なﾃﾝｼｮﾝだし､こいつﾊﾞｶだなｰって思う時もあるけど､その勢い...
ﾋﾞｰﾙを飲みに､みんなの輪を離れた僕の所に､恋歌がやって来た｡ ｢よっ､おにｰさん｣ ...
