結局、次の土曜日に、バイトの休みを合わせて、みんなで行く事にした。 響だけは、バイトを終わら...
それからといえば。 志田さんの心遣いで、アトリエの片隅を使わせてもらえる事になり、放課後、バ...
翌朝。 ゆうべはよく眠れなかった。 事もあろうに、俺はちさに想いを告げてしまった。 ...
「もう、今日はやめにしようか。時間も遅いし」 そう言う僕に、 「そうだね…」 そ...
僕を見る、ちさの表情は、嬉しそうでもなく、まして、照れている訳でもなく、『困惑』という言葉がピッタ...
「おかしいな…あったと思うんだけど…」 ちさの後ろ姿を見ながら、ふと梨玖の言葉が浮かんだ。 ...
「そっか…。ん!そういえば、そんな感じの生地があったと思う!」 空いたお皿に手を合わせて ...
「あのさ、色なんだけど、何かイメージある?」 おにぎりを頬張りながら、ちさに聞いた。 ...
黙々。 ちさはあっという間に集中してしまい、慣れた手付きで製図を描いていく。 はっ!見...
「こんにちわ〜」 ちさのバイト先に着いた。 オーナーの志田さんがやって来て、 「ちさちゃ...