「もちろんそれもあるよ。でもそれだけで推薦蹴ったら変だろ?」 悠が言った。 「じゃあなんでこっ...
修二にとって次の試合のように翔星つまり市瀬がいる学校にあたることなんて、去年では考えもしなかった。...
「それじゃあ、また。」 佐藤はそう言って帰っていった。 「おぅ。」 修二は驚いていた...
最後の賭けに勝った。 修二は足を抱えた状態で、佐藤の残った右足が思いの外前に来ていたことに気が付...
佐藤は勝ちを確信していた。 残り時間はわずか十数秒。 残り1分あたりでかけられた背負い投げ...
時間がない。 最後の賭けだ。 修二は再び小内刈りを狙った。 足を出したときにはもうよける...
佐藤の動きが止まる。 今だ!! 修二はその瞬間すかさず背負い投げをかけにいった。ヨシッ...
正台との試合はもつれ込んだ。 先鋒の新藤が優勢勝ち、河野が一本負け、悠が引き分け、そして賢之...
バァン!! 「一本!!それまでぇ!!」 審判の声。 背負い投げ一本。 よしっ!! ...
一回戦、シードのため試合のない翔星学院の選手はそれぞれに色々なことをしていた。 試合に備え、...