メリーゴーランド くるくる廻る木馬の上で 俯く私と 決して振り向かぬ貴女 幾百...
心の粉が零れていました そっと わからないくらいだったのに すっかり 手から零れていま...
優しくありたくても 心に余裕がなかったり 頭痛が酷かったりするだけで 私はその気持ちはす...
何もいらないなんて 言わないで 現実ばかりが嫌なら 君は何処まで行きますか 私が貴...
噛み切られた 私の恋情 うねりながら輝く太陽 月と陽の交錯する隙間は 幾度も来る...
一人といふ恐怖を飲み込み 水の中で耐える 必ず浮かび上がる事を信じて 不安を感じ...
季節は冬の終わりを告げるように 最後の雪を降らせた 風に左右されては ふわりふわり ...
ブラインドの隙間から 月の蜜が流れ込み 冷たくなった部屋に 少しだけ温もりをくれた 孤...
涙を啜り 「私を壊して…」 私は地べたを 這って日々を過ごし 自分の腐肉をすすり 泣い...
最期の言葉を焔(ほむら)にのせて 火だるまの魔女が歌う 幾千の人々よ 私をもっと見て...