「おはよ!まこっちゃん」 校門を入ってすぐ、親友の姿を見つける。 まこっちゃんは足を止めた...
見つけた絆創膏を片手に振り向く和也。 ちょっと笑いながら、 「そんなんしてっと襲うぞ」 ...
「彼女の事、大事にしてあげてね」 美紀先輩に言われて頷く和也。 「それと…ありがとう」 少し...
(…揺れてる?) 何か気持ち良い。 揺りかごの中にいるみたいな…。 目を開けると、和也の...
「美紀…先輩」 (俺を好きだって?本当に…?) まだ信じられないでいる俺の手をとる彼女。 ...
和也に…捨てられる…? 沢木先輩の吐いた唾が髪の毛にかかった。 だけど、それどころじゃなか...
和也ともう、四日も顔を合わせてない。 って言うか、合わせないようにしてたんだけど…。 それに演...
「何があったか知らないけどさ、真鍋もやる気ないなら辞めたら?」 大田先輩の言葉に、他の先輩た...
美紀先輩と初めて関係を持ったのは、俺が二年に上がる前で先輩が卒業した後だった。 いきなり呼び出さ...
とにかく走った。 泣き顔を人に見られないように。 ピンポーン…。 ガチャ。 「...