タクシーの車中から、流れる景色を見ながら、色々な事が頭の中を廻った。 淳と歩いた、大通り―\...
私は、麗華と電話を切った後で、すっかり食欲を無くし、近くのカフェに入って、コーヒーだけを頼み、時間...
花火大会・当日、午前九時―\r 淳は、新橋の某広告会社のロビーに居た。 受付の女性二人は、...
「う、うん・・・。あっちゃんからは、何も聞いてない。」 麗華にも、何も思い当たる節が無いふり...
「淳さん、今まで連絡無く、店に来なかった事、一度も無いし、携帯も繋がらないし・・・。もしかして、事...
私が働く店は、この日、午前中は来店客も少なく、閑散としていた。 九時に出勤し、午前十一時半に...
その日から二週間―\r 淳の家から仕事に通った。少しでも、淳と過ごしたいと言う気持ちからだった...
「まぁ・・・、兎に角よ、お前は、心配すんな。麗華にも、話す時が来たら、俺が話す。香里は、何も気にし...
私は、仕事を休み、その日一日を淳の家で過ごした。 淳は、殆んど寝ずに、昼頃、自分の店へ出掛け...
どれ位、抱き合っていただろうか―\r 解らない位の時間、私は、淳とベットの前で、抱き合ってい...