「世界規模で、同時にテロを行える奴等は、ただのテロ集団ではない。 非常に統制のとれた連中だ。 ...
『無茶苦茶だ!』 ソンスンは心の中で叫んだ! 影も形も判らない連中を、どうやって棟方と...
「君の要求だが、実に驚きの内容だった。 率直に言って、君の要求は呑めない。」 ソンスンの表...
チャンホの携帯電話が鳴った。 チャンホは、さっきまでとは明らかに違う、緊張した口調で相手と話...
「オオカミも、棟方も、どちらも祖国にとって害な奴等だろ? その始末を、あんた方は、手を汚さないで...
「二つ。俺が過去に犯した日本人殺害の罪を全て水に流し、国民としての権利を復帰させる事。」 こ...
「奴等が日本人でもか?」 チャンホが挑発した。 ソンスンはムッとした表情になった。 ...
泣き崩れるソルミを、ソンスンはゆっくり抱え上げて、イスに座らせた。 チャンホは、ソンスンの方...
“本店の人間”!? NIS(韓国国家情報院)の人間!? ウンジュが帰宅しない事や昨日のテロ事...
ソルミはそわそわしながら、あちこち移動してみたり、座ってみたりと、全く落ち着かなかった。 逆...