目の前で過ぎ去っていく人影も 実際起こっている多勢な暴力も このわずかに残る痛みも...
呆れる程に、君を想うよ いろんな顔した君を この瞳の奥に焼き付けて...
涙が出そうになったろう 心臓の奥底から何かが溢れ出すような気持ちだったろう ...
どうして笑ったの? どうして泣きそうになった? 普通泣くだろう ...
自分を追い込む 追い込まれて 息が苦しくて仕方なかった ...
慰めるつもりで出した僕の左手は 気付けば君の頬を赤く染め上げていた ...
何気なかった 少しゆっくり僕の隣を歩く貴方が ...
もし、あなたに触れなかったら この手は何の意味ももたなかったし ...
壊さないように、とそっと すくい上げたものが 形を崩して この指の隙...
未だに忘れられずにいるね いつだって楽しく笑ってた筈なのに ど...