あたしはずっとあなたが大好きだった。 違う人を見ようとしてもダメだった。全てのものがあなたの...
「靖章、起きて、6時よ。」 ある朝、私は私のダンナ様を起こした。 「…ん…あぁ…。おはよう。」...
「へ?」 「お前が俺を好きだと言ってくれた時、そこで俺も好きだと言いかけた。でも、俺は教師でお前...
私はなるべく普通を装おうとして、笑顔のスイッチを入れた。 「あ、先生!!あたしも無事に卒業出来ま...
あれ以来、先生は意外と普通に接してくれた。 さすがに最初は気マズそうだったけど、徐々に普通に直っ...
「山田、ありがとう。無理させて…ごめんな。」 先生の声がいつもと違う。 ダメだ!!泣きそう!!...
先生の反応は気になったけど、私自身がそれどころじゃなくて見れなかった。 「それは……。」 先生...
そして、最後の補修が終わった。 「で?話って?」 先生はいつもの様に少し笑って問いかけてくれた...
次の日、私はお昼休みに先生の所に行った。 今日は補修の最終日だから、告白にはちょうど良い。 お...
キーンコーンカーンコーン…… その時、予鈴が鳴った。 でも、先生の腕はまだ私を離さない。 「...