時が経って 少しずつ見えてくる。 君の見たくない部分。 それも含め 全てを愛せるの...
爪に深い赤色のマニキュアを塗る。乾くまでの時間何も出来ずに、ジッと時計を睨む。 時計の秒...
ピタッと子供が止る。 そしてゆっくりと道の中央から路肩へ移動した。 やっと気付いたらし...
車の免許をとる時初めて知った事。 『視力0.4』 確かに、遠くの物が見えずらい...
むき出しのコンクリート。 私の目の前には灰色がただ冷たく広がる。 体を起そうと力をいれるが...
君が微笑むから,僕はどうしていいか分らずに目を伏せた。 朝の人並みに,君は見え隠れして揺れる...
真っ暗な部屋に灯を灯す。 静寂の中でビールのプルタブを起こすとプシュッと豪快な音が響き渡る。 ...
姉の部屋で眠りにつき,どれ位たった頃でしょうか。 ふと横向きに寝ている私の背後に誰かの気配を...
明らかに幻覚を見ていると思いました。 口調はハッキリしているものの,かみ合わない話しが何より...
私の姉は,どうしようも無い人間でした。 学生の頃から,窃盗・カツアゲ・暴行・無免許運転…など...