ごめんなさい。22話抜けてました。 あとで、番外編 「幻の22話」 を書くためです。 飛ば...
…近くの公園。 「アキ、耳が聞こえないのは、知ってるよね?」 カズヒロは頷いた。 「アキが…...
「何してるの。アキ。」 アキは後ずさりした。 カズヒロも後ろを振り返った。 『お母さん…?』...
「ねぇアキ。風が強くなってきたな。」 『…うん。風の音って、どんな音?』 カズヒロはアキをそっ...
『耳が聞こえないくせに、調子乗ってんじゃねぇって。』 カズヒロは言葉を失った。『その言葉を、ノー...
歩道橋の手すりから離れ始めた手を、カズヒロは間一髪掴んだ。 「アキ?今助ける?」 アキは、歩道...
『耳が聞こえねーくせに、調子乗りやがって…ムカつくんだよ!』 『ここは、ろうの人が通う学校じ...
…職員室。 応接コーナーに呼ばれたアキ。 「やっぱり先生ね…ろう学校に行ったほうがいいと思うの...
これ…罠だったんだ…。 アキは、逃げようとした。しかし、長い髪を掴まれた。 「こっち来ようか。...
「おい遅いぞ。2人とも。」 ユウタがせかした。 「ハァー、ハァー、なんとか間に合って良かった〜...