「そうか。ならば行く価値はあるな」 スレイは大きく頷きながら、マーチンを見た。 「マーチン、ボ...
「知っているのか?」 「かつてこの国が連合軍の一員として戦っていた時、クリスタルクラッシュ撃破の...
廃墟に集合したスレイ、ボロス、マーチン、ルーン、コッペルはそれぞれ悔しそうな表情を浮かべていた。 ...
「そうよ。帝国軍でクリスタルクラッシュの一員として戦っていたけれど、途中で軍を抜けたの」 「途中...
「ところが一つ問題があるのよね」 メディナは眉間にしわを寄せて、頭を掻いた。 「問題?」 「...
「こいつにクリスタルが扱えるんですか?」 ダリルはザックを指差して、尋ねた。 「訓練すれば誰で...
「…勘違いしているようだけど…」 メディナは小さく息を吐いて、ミーナを見た。 「クリスタルを使...
「ち、ちょっと待って下さい!クリスタルクラッシュ専用の剣ってどういう事ですか!?剣自身にクリスタル...
メディナは小さく頷いた。 「あれがクリスタルクラッシュ…」 ミーナはポツリと呟いて、唇を噛んだ...
ガリードと呼ばれた兵士はコッペルが去って行った森の奥を一瞥して剣を一振りすると、黄色いマントを翻し...