《今更思い残す事もないが、敢えて言えば次なる決戦を見届けて起きたかった気もするな》 テロンの脳髄...
『上皇』 回りのそれと比べれば一際大きめの容器に顔を向けながら、エタンは呟く様に呼び掛けた。 ...
翌第一期一七日・シルミウム星系―\r 同星系外縁では統合宇宙軍本隊が集結と出撃準備を完了していた。...
そして同年第一期一六日(修正太陽暦一月一六日)・パレオス星系外縁―\r そこには合衆国連合艦隊主力...
『時に思いだしましたが』 リク=ウル=カルンダハラには少なからぬ事情があった。 『自分は新編パ...
『まさか』 晶子は即座に否定した。 『あなた達の国に用があるなら直接そちらに向かっているわよ』...
それから三0分後、安史那晶子等三人はリク達の住む第邸に到着し―晶子はすぐさまそこが気に入った様子だ...
リク=ウル=カルンダハラが帯磁軌道発着場で見た物は、二人分の死体と七人分の気絶体、そして今しがた難...
武装興信達はプラズマ小銃の引き金に指をかけ―厚紙を引き裂く様な音を立てて、青白く輝く幾多の光条が安...
『その娘を放してくれるかしら』 テンペ=ホイフェ=クダグニン共和国副領事を拉致しようとしている武...