『大体追い払ったとは言えその不良校は今だ勢力を失ってはいない!だから俺が討つと言ってるんだろうが!...
『ほう?』 梅城ケンヤの口調が明らかに変わった。 『では君は俺に協力出来ない―そう言い...
名ばかりの同盟校・第一中学校会長・太田カツヒロは戸惑いの連続だった。 【やり方を選ぶとは?】...
携帯の電話帳を開き―\r 梅城ケンヤはとある番号に向けてかけた―\r プルルルルッ ...
『それで良いさ―私だって戦争を求めている分けじゃない』 港リリアが就任してくれれば、差し当た...
梅城ケンヤは椅子に座り直して言った―\r 『あわせて現在の風紀委員会は解体―これを二つに分かつ...
戦争―\r その言葉を耳にして、港リリアと赤木マモルは再び凍り付いた目をお互い合わせた。 ...
梅城ケンヤは会長卓に座ったまま、足元から小振りなシュレッダーを手に取り―\r ウィィィィィィン...
妙な前置きをしてから梅城ケンヤは宣告を下した―\r 『我が生徒会風紀委員長・赤木マモル並びに生...
そして翌九月三日・第三中学校生徒会長室―\r いつも通り8:00には入った梅城ケンヤは、既に呼...