一歩先を歩く 届く君の甘い香り 髪を揺らした春風 小さな背中をそっと見つめた 不意に振...
書類を渡すときにわずかに貴方の手に触れた 何度かそういう事はあっても慣れない その度に妙にどき...
不思議に思った 貴方の机の上に置いてある本に目が止まった 今流行りの血液型の本 貴方にしては...
たまには肩の力を抜けばいい 何をそんなに気を張って生きているのか 隠し切れない弱さも知っている...
暖かい風が吹く ポケットから手を出して貴方に手を差し出す 貴方が少し戸惑う表情を見せる 不安...
貴方と二人 過ごせる時が近づく 日に日に高ぶる感情 きっとそれは私だけ 相変わらず寝不...
冬が終わりを告げる 季節は移り変わるのに気持ちが着いて行けない 過ぎて行く時の中 増える...
静かな空 見上げて溜め息を一つ 静かな息 白く染まる空気 静かな風 貴方の黒い髪...
近頃雨が続く ここ一週間は雨だそうだ その次の週はどうだろうか 貴方と食事に行く日だけはせめ...
辛い週末だった あんな事があったのだから当たり前だ 自分を責め あの日の出来事を思い出し ...