「…あの、何事ですか…?」 「ち、ちょっと待って…!」 考えろ…! 考えるんだ…! もし、...
俺は立ち上がりドアノブに手を掛けた。 …そういえば米びつに米ってまだ残ってたかな? まあ無けり...
「本当ですか…?」 「本当です、真実です、嘘偽りございません…!」 だからまたナイフを構え直さ...
それ以外に理由なんて無い。 「目の前で傷付き倒れている人が居た、だから助けた。だから、何も考える...
「…」 こくん。 「いや、理由つっても…てかそれより俺と兎の何が同じ…」 …待てよ…。 襲...
「助け…た?何で?」 「…」 無言…か…。 …えーと…今ここで逃げ出せば兎は高い確率で生き残...
「火葬が良かったですか…?」 「そういう問題じゃねぇ!てか何でこの歳で自分の葬式について考えなき...
とてもじゃないが俺にあんな『こ、これはっ!』みたいな大袈裟なリアクションなんて取れねぇぞ!! 「...
「…」 パク…。 「…どうだ?」 …モグモグ…。 …ゴクン…。 「…」 「…あの…」 ...
「…はっ…はっ…はっ…」 「…えーと、大丈夫か?」 顔を覗き込む。 「!っ…!」 俺の顔を...