「子供の頃は、月って見えてるところしか、そこにないと思ってたんだ…だから半月になると月が半分だけ...
今日は私の一番お気に入りの振袖を着る事にした。 白色を基調にして裾を水色から青色にぼかしてい...
「もう少しで朝食ができるから、先にシャワーを浴びてきて…」 夏希くんからのお返しのキスを受けなが...
私は朝六時まで、ぐっすり寝ていた。一糸纏わぬ姿で、夏希くんに抱かれて…もちろん彼も… 昨晩の...
「真愛の料理もっと食べたいなぁ…」 「いつでも作ってあげるよ…」 「じゃあ毎日作って欲し...
「私、小さい時からお祖母ちゃん子でね、お祖母ちゃんも私を可愛いがってくれて、色々な事を教えてもら...
十時を過ぎて、涼平さんと香緒里は帰っていった。 「なんか急に静かになったね」 私は食器を...
「真愛ちゃん何で振袖やめたん?」 私がコーヒーを配っていると、涼平さんが聞いてきた。 「...
私達が帰ると、二人はすでに起きていて、テレビを見ながら何かを話していた。 私達が部屋に入ると...
「ねぇ、真愛…いま幸せ?」 突然、香緒里が尋ねた。 「どうして?」 「私達の画策で付...