一時過ぎまで、色んな話しをしていた。翌日‐もう今日だけど‐は二人とも仕事なので寝ることにした。夏...
「真愛…今日泊まったらあかんか?」 「えっ…別にかまわないけど…」 「もう少し真愛と飲み...
「それ以来ね、男の人が怖くて怖くて仕方ないの…十年以上たった今でも…男の人の目が怖い…」 身...
「私ね、苛められてたの。小学校の五年生の時から…」 突然の告白に、夏希くんは戸惑ったようだ。...
夏希くんは、私が作ったお料理を残らず食べてくれた。 「真愛は何をつくらせてもうまいな。こん...
「はい、クリスマスプレゼント」 夏希くんは、抱えるほど大きな包みを私にくれた。 私は少し...
その部屋で今年は、夏希くんと二人きりの、クリスマスパーティーを開いた。 私は腕によりをかけて...
私は今、独り暮らしをしている。 学生時代、最初は女子寮に入っていたけど、寮の規則があまりにも...
毎日毎日、メールのやり取りをし、毎週末は必ず会って楽しい時間を過ごしてきた。 彼は私を気遣っ...
あれから半年。 街からジングルベルの音色が消えて、何もかもが慌ただしい年の瀬。今年も...