みんなの綾川くんに対する態度が180度変わった。 とくに女子たち。 綾川くんが遅刻し...
それから綾川くんと学校でも話すようになった。 しかし、周りの人たちをそれをからかい、『槇原菜々...
クラスの数人がこちらを見て不思議そうな顔をしている。 私と綾川くんが話していることに驚いている...
年が明け、3学期がスタートした。 「あけおめ、菜々子」 「あ、梨沙子。今年もよろしくね。...
綾川くんはスタッフらしき人に腕を引っ張られながら店から出ていった。 残された私は一瞬の出...
「違うよ。」 気持ちを落ち着かせるため少し深めに呼吸をした。 「メールしなかったのは恥...
「………え?」 私は思ってもみないこと聞かれ、驚き、綾川くんを見た。 その瞬間目が...
それからしばらく私たち3人はたわいもない話を続けた。 ヤスさんは見た目は恐いがこの辺の音楽仲...
白いマグカップに注がれたホットココアを受け取り、フーフーと息をかける。 一口飲むとお腹の底ま...
「よかったっすよ。ヤスさんから借りたマスク、ウケました。」 綾川くんが親しげにマスターと話す...