ここまでお付き合いいただいた皆さん、どうもありがとうございます。そして、つたないこの作品を掲載する...
出逢ってしまった事に何か理由があるなら、教えて欲しい。 理屈なんて無くて、気持ちが何...
目の前で起こった偶然に逆らうように周りの時間は流れる。 彼―――戸川晶斗。 誰なの...
私が目で追いかけた人影は、少しだけ驚いて、あの時みたいな笑顔をした。 彼は、真弓と何...
「やっぱり良いじゃない。」 満足感溢れる顔をしながら真弓が白いワンピース姿の私に言った。 本当...
私が、急遽こんな目に合った理由を真弓はこう説明していた。 「確かに打ち合わせ通りに進んでいた...
『受信メール/1件』 『送信者:相原真弓 ポラ確認で意見が聞きたいから、スタジオまで。』 ...
現場につくなり、私は真弓に案内されるままついていくと、スタジオの隣の応接間だった。 さっそく今回...
「駅までお願いします。」 タクシーに真弓と乗り込むと同時に、私は企画書を広げた。 「へ...
荷物をまとめて、事務所の入り口の近くにあるホワイトボードの吉岡の文字の隣に『午後・営業企画課』と記...