あの時、零は木佐に道を教えていた。教えて終わりの筈だったが…木佐が、何やら話まくってきたらしい。 ...
そこには、一つの水晶が置かれていた。 本当に透き通り…向こうがハッキリ見えるほどに…。 ...
カイナに連れて行かれて着いた所は…とある洞窟。 カイナは、先頭に立って洞窟の先をドンドン行く...
「…おら…どうした?この程度でくたばんなよ?」 木佐は、大音量の音楽が流れてくるヘッドフォン...
…俺が入院してから、二週間後…零は、ちっとも見舞いに来ない…。 それもそのはず…。なぜなら…...
ガラッと扉が開いたおとと共に木佐はパッと手を放した。 零だ…。 零は俺を見るなり 慌てて近寄る...
---…ぎ………………な………ぎ………--- 声がする…。その声を頼りに、俺の意識はそれ...
--カイナにさらわれ…私はカイナのアジトの、倉庫に閉じ込められている。 その時、ドアが開いた...
この人…彼女は、カイナ。彼女だけファミリーネームがない。そして、彼女は何より… 「私は、カイ...
-それは、ちょっとした出来事から始まった。 俺が、原付きで走らせてる途中…零が……俺が通って...