それから猛は週半分は連絡をして私の家に泊りにくるようになった。 拒んでも拒みきれない私を見透...
気がついたら夜になっていた。いつの間にか寝てしまったみたい。 携帯を見ると猛からメールと着信があ...
眩しい太陽の光が窓越しに射し、私は目覚めた。 猛の腕にいる現実を受け入れていた。 私…本当にこ...
学校も冬休み。街はクリスマス一色。 みんなどこかキラキラして浮かれ気分だ。 「おはよう」 「...
亮太と想いが通じてから私達は人目を忍んで想い合ってきた。 私にとってはそばに感じるだけで幸せだっ...
あの日は午後から豪雨だった。静かな部屋に雨音だけが二人を包んだ。 手を離さない猛に目を合わせ...
インターホンを押す… 誰もでてこない…不安でドアノブに手をかけると 「…はぃ…」 フラフラし...
いつも自然だから…改めて気付いた。いや…知っていた。昔と変わらぬ姿だ。 大堀はいつも助けてくれて...
私は彼氏も友達も失ったけど…そのどの立場が誰の身に降り掛かるかはわからない。だから仕方ないで片付け...
あの日以来、猛はマメにメールをくれる。 内容はほとんどがたわいもないメール。 私はあまり返...