『多摩さんが幸せにしてよ!』そう叫びたかった…。 まだ、ふっ切れない自分が嫌になる…。 月日は...
前に進む為に選んだ別れなのに、全く前に進むことができていなかった。 一歩進みたい…。 小野寺く...
私は、車の中で大声をだして泣いた。胸が張り裂けそうになる…。 覚悟を決めたはずなのに、涙がとめど...
28歳の11月…。 私は、重い口を開いた。 『私、多摩さんが本当に大好き。もう、この先こんなに...
付き合う前に聞いた言葉を思い出していた。 『結婚はしなくていい』多摩さんの口からはっきり聞いた言...
信じられない。嬉しくて心臓がバクバク音をたてた。 それから、毎日多摩さんは家に来た。まるで新婚気...
何かが吹っ切れた私は、『今』を楽しんだ。 悩み、泣きはらした日々が嘘の様に毎日楽しかった。 相...
ドラマの様に、手首切ったぐらいじゃ人間簡単に死ねないんだ…。 少し正気を取り戻した私はそのまま深...
いつも多摩さんと一緒だった私は、時間の潰し方がわからない。隣街まで車を走らせ何もせずに帰ってきた。...
多摩さんも、私が彼女の存在を知っている事にうすうす気づいていたと思う。 でも、会えない日の理由は...