「い…今からって、そんなの無理に決まってるじゃん!なんも準備してねぇし」 マモルは慌てて言った。...
「アワワワワ〜!!と…とうとう出ました!特賞がっ!!オドロキモモノキサンショノキ〜!」 男は興奮...
「どうしよう…もう豪華賞品なくちゃったよぉ」 ミユキがマモルの袖をつかんだ。 「ティッシュ...
「サァー!サァー!どんどん豪華賞品が当たってますよ!皆さん、乞うご期待!乞うご期待!」 男は並ん...
「サギくせぇ…」 マモルはつぶやいた。 その後も続々と、ポケットティッシュは売れていた。 ...
「そう言えば、さっきのレシートがあったハズ…あ、あった!」 マモルは、先ほど買った花束のレシート...
その場所は、マーケット中心部の広場を利用して作られた、特設会場だった。 そこには年寄りから主...
「あ…ありがと」 ミユキはお礼を言った。 「さっきの風呂代のお返しさ。営業時間外だったのに...
「ところでキミの名前は?どっから来たの?」 マモルは聞いた。 「アタシの名はミユキ。あっち...
「あー気持ちいい…」 ミユキは露天風呂を堪能していた。 「ずぅっと、こうしていたい気分...