ウェドが素早く二人の間に割って入った。 「随分な態度じゃねぇか。ガキが丁寧に挨拶してんだろーが!...
「もう、しつこいなぁ!」 美しい桜色をしていたその花びらたちは、次第にその色を無くしていき、やが...
「桜の花びら・・・」 三人が同時に戦闘態勢に入った。 「シャープ、チェロを安全な所へ」 「分...
シャープ、パット、ドロー、チェロの四人は、パラス城へと向かっていた。 「今の内に、皆さんに王族の...
「目が、目がー!」 死神に炸裂させたのは閃光だった。 「フラット!」 パールに合図されて、フ...
パールが小さなタクトの元へ行こうとした時だった。 「待って下さい!」 フラットが叫び声を上げた...
「・・・行こうぜ」 沈黙の中、声を上げたのはウェドだ。 「フラット、どうすればいいの?」 パ...
タクト達は足をとられる沼のような地帯から抜け出すことができた。 「もう!足が気持ち悪くて仕方ない...
〔数日前〕 ルパス城の一室、多くの装置や機械に囲まれた部屋の片隅で大きすぎる椅子に腰掛け、震える...
タクト、パール、ウェド、フラットの四人は傷が癒えるを兼ねてこれからの進路について話し合っていた。 ...