『では、正宗。早速だが、これから俺の教える物を造ってくれ。大した物じゃないが、天下獲りには必要な物...
『ああ、そうだ。俺達は仲間だ。なんの遠慮も要らねえぜ。つまり、俺様の言った事は、あんたの言った事。...
『ところで』 歳三。 『なんだ?』 と正宗。 『何故お前は俺に関心を持っ...
歳三は暫く考え込んだ後に言った 『なるほど、そう言う事か』 正宗は笑みを浮かべた。『...
『その策を立てたのは、誰だ?』 歳三は正宗に聞いた。 『北条だ』 正宗は苦々しそう...
『一月程前に大きな戦があってな』 『ほう。』 『上杉、前田、北条の連合軍が、慎玄が上洛...
『あんたと同じで、信じるか信じないかはあんたの自由だ』 『わかっている』 『ここは、あ...
『じじい!客だ!茶を出しな!』 正宗は、何食わぬ顔で、庫理に上がり、叫んだ。 『やか...
凄まじい勢いで砂塵が舞い上がる。 正宗の剣から発せられた炎は、龍のように荒れ狂い、波打ち際...
歳三、和泉守兼定二尺八寸 『ほう。いい刀じゃねえか。血の匂いがぷんぷんするぜ。何人斬った?...