きょとん、と目を開けたオーリュは、上の方に浮いている金髪の少年を見て自分は仰向けになっていることを...
魔術は、術者がその種の精霊に呼びかける事で発動する。 そして、竜は精霊達にとって絶対の存在。 ...
螺旋階段を真ん中まで降りきったときに、異変はおきた。 「・・・・ん?」 頭に何か粉のようなもの...
またしてもフィディルの口からものすごいことを聞いてしまったきがして、オーリュは、 「...
オーリュが寝泊まりしているのは、学院の寮の一つ、北の隅にある高い塔のてっぺんだ。 壁にそって螺旋...
きょとん、としたフィディルにオーリュはまた口を開く。 「だから、アンナの記憶を『変換』・・・だっ...
今気づいたが、背も歳も同じくらいだ。 ということはあと4匹の竜は自分より年上なのだろうか? ・...
「お前・・・が?」 金の竜? 「だって、どう見ても・・・人間・・・」 「僕はちょっと『例外』...
自分の身近に竜がいたという爆発的な宣言を受けてオーリュは固まった。 しかしフィディルはそんなこ...
オーリュは顔をゆがめた。そんな彼を見てフィディルも再びあきれた顔をする。「何でそんな顔するのさ。て...