ここ何日か、綺麗な星空が続いてるんだ 僕は草の上に寝転がり、白い息を吐いた ―ああ、こ...
なあ、そこの君 僕と小じゃれた喫茶店でジャズでも嗜もうぜ 難しい事も哲学も抜きで ...
ああ、母さん 僕はこんなにも汚れてしまったよ その変わるに愛することを教わったけれども...
スノッブ気取って 君の手を引き 空を歩いてみたい 空では鳥達が 楽しげに 求愛のダン...
僕たちは飛ぶ鳥を 追えはしない 空を縫う飛行機雲を 見つめながら 僕はそう思った ...
やあ、おはよう 僕は微笑んで 太陽に秋波を送るのだ 朝の柔らかな風が 森の木々を優...
かなかな、嗚呼かなかな 日暮を告げる 高く美しき声 蜻蛉は稲を越え 山脈を越えて ...
蝦夷、カムチャツカ モスクワ、北緯九十度 アイスキャンデーと ソーダ水で 私は北国を旅...
ズタボロのジーンズを 少し捲って 全力で走る君は スーパーカーみたいな 速さなんだ ...
モンシロチョウは 私の周りを二度舞った後 静かに通り過ぎた 不思議な体験だった ま...