あー私 ナマケモノに生まれたかったなー だって私 怠け者だから ナマケモノに生まれてたら ...
ありがとうありがとう 私の素敵な人 私を大事にしてくれて ほんとにありがとう あなたを好き...
燃やすあの月の様に朱く魂 燃やす疲れ果てても強く いつか燃え尽きる日が来ても 何もかも残らな...
「私一人は嫌い」 拗ねた様な言い回しが可笑しかった。 「私家に帰ったら一人なの」 「お一人暮...
その老女は腰の曲がった姿で緋毛氈の敷かれたベンチに腰掛けていた。 一通り会計も商品のお勧めも終わ...
どうでもいいやと呟く 逃げても逃げても逃げ切れない 叫んでも叫んでも檻から出れない 罵倒しな...
最近私を誘うのはなぜか彼女か奥さんのいる人だ。 その度にこんな疑念が強くなる。 君はチンパンジ...
朱の大空 牛の影絵に 白き息 身切る朝 褒美か視野に 飛ぶダイヤ 頭突きする ...
朝の陳列を終え、昼の前にふと、客足の途切れる時がある。 その日もそんなぽっかりと空いた時間があっ...
春紫苑 揺れて列車は 見送られ 藪の山 白き滝なる 小薔薇かな 防霜扇 要ら...