ドカーンッ! 凄まじい轟音と共に、家が揺れて部屋が傾いた。 何が起きたのか分からず、傾...
ある朝、部屋の机に見覚えのない二つ折りの紙が置いてあった。 訝りながらもその紙を手に取り、開...
「あの・・・・、なにか。」 僕が怪訝な顔をしてそう言うと、湯浅という人物は僕を見つめながら口...
その後、母と体育館へ向かい入学式に出席した。 入学式中僕は、さっき僕に起こったあの不思議な事につ...
少し時間がたって、誰かが僕の背中をなでるようにさすった。 救いを求めるように、怯えながらも顔をあ...
それは、去年の中学校の入学式でのことだった。 今日初めて来たはずの中学校。 しかしその校舎の風...
ここで、僕に起こっている不思議な事について話そう。 不思議な事とは、何種類かある。 まず一つ目...
まただ・・・・。何なんだ一体。僕の頭はどうなってるんだ。 この頃僕、古賀秋人には不思議な...
死因は里菜の持病の心筋症が引き起こした、心臓麻痺。 医者に言わせてみれば、症状が発現してから目を...
里菜は強い女性だった。 決して自分の弱さを他人には見せなかった。 恋人である僕にも・・・・。 ...