「ありがとうございます」 レーヴェは礼を言った。紅い髪の少女は街道の先を指差した。というこ...
「出口だ〜」 レーヴェとハルは林道を抜け、街道を歩いた。今まで歩いてきた道が嘘のようなきれ...
村の入口、何気なく立っていたその看板に文字が書かれていた。 「アルカナ」 そう呟いたレーウ...
少し気になった。レーヴェはこの村に来てまだそんなにたっていない。ダルクと秘密を共有するなどあるの...
「おじゃまします」 レーヴェとハルはダルクの家に来ていた。 「おお、どうかしたのかね?」...
少しの沈黙が流れた。 「僕、料理できませんよ?」「!?」 ハルはレーヴェが寝てると思っていた...
「ただいま」 レーヴェはハルの声がしたので玄関先に足を運んだ。 「おかえりなさい」 「何し...
「ふう」 レーヴェは家の掃除を一旦やめ、庭で休息をとっていた。「ハルさん遅いなぁ」 つぶやき...
王都のソルジャーが来てから一週間が過ぎた。 「ふわあ・・・・・」 「レーヴェーっ。朝ご飯...
-ーおかしい。 レーヴェは考えていた。あのいつも強気なハルがなんの抵抗もせずソルジャー達に連れ...