ヤス#81 ハヤトの頭から小さな光の玉が浮かび上がっていった。玉は大きくなり、ユウキの枝の上で姿...
ヤス#80 シットは赤い口を最大に開くと、二人を喰おうと迫ってきた。 「ぐぅあーーーっ!お、お...
由香の体中が熱くなった。一気に熱が上がったような感覚に由香はクラクラする。 「んー、お前やっ...
「お久しぶりです、おじさん!」 おお、ラトが敬語を使うのを始めて見たかもしれないぞ・...
ヤス#79 生まれて間もなく、小船に乗せられた。見送る人々の顔は霧がかかって良く見えない。 木...
この道を行けば 争いの絶えない賑やかな国にたどり着くらしい。 正直行くか迷...
ヤス#78 純子は見えなくなった目を見開き、ヤスの背中を抱きしめた。悲しみと歓喜。涙が筋となって...
「やっぱり、ここにいた」 鬱蒼と生い茂る木々の中にぽかりと空いた場所があった。 「俺が...
王子は朝の光が眩しく降り注ぐ校庭の中心に立った。 由香とリュクスは王子から少し離れた場所でそれを...
Lv10。 この世界じゃかなり高尚な敵。 Lvは個々の能力と敵の強さに関係する。自分達の能力 ...