砂埃が収まりかけたかけた頃、リシュアが肩で息をしながら瓦礫を押しのけ姿を現した。象徴的な赤いマント...
その一瞬の隙をリシュアは見逃さず、持てる力すべてを剣に込め上に振り上げた。迸る青い閃光と疾風はザイ...
「大丈夫か青海!!」 「ああ、何とかな・・ふぅ」 雛姫はゆっくりと4人に近づいて来た。...
「くっ!!」 空牙は龍紅のスピードに驚きつつも反射的に剣で受け止めた。 「なっ!!...
空牙が走っていると、途中で青海と合流した。 「空牙急ぐぞ」 「ああ」 2人がさら...
「貴方が助けてくれたの??」 「えっ!?あぁ」 「こいつの名前は空牙だよ」 いつの間...
「・・んっ」 少女が目を覚ますと、部屋は明るく昼頃のようだった。布団に入ったまま体を起こ...
「おいっ!!生きてるかっ!!??」 空牙は倒れている人を抱き上げた。それはまだ空牙と同い...
「凛の反応が消えた」 その言葉が龍華の口から出たのは、凛が瑠理と出会って2時間後だった。2時...
言葉にならない思いが 温もりから伝わる 疑う事しか出来ない 私の冷めた心に そっと...