よくある話。いや、よくないか。 俺は柿本修一。中学三年生。いや、正確には昨日卒業したんだ。だ...
ケインの言葉を聞いて、ダラスが口を開いた。 『君1人で、2つの小隊を指揮出来るのか?私と...
ドアをくぐると、そこはドーム型の広い部屋だった。青い天井にリアルな日本地図が、デジタルで表示されて...
「それはあの少女にとって酷な事では?」 「ああ。そうでなくては困る。あの3人の中で楓の孫の麻里が...
「そんなの絶対嫌だよ。俺達は牢屋に入れられるような事全然してないんだからさ」と孝弘に即座に断られた...
〔第1章 ルシアン草原の戦い《第六節・反論》〕・・・ケインが更に追い討ちを掛けるかのようにマックス...
「ハァ・・・ハァ・・・くそっ、はなせ・・・!」 龍一はジョウの腕を振りはらい、自分の足で立っ...
「あの〜・・・早く行きたいんだけど?」 龍一はぷいとそっぽを向いた。 なぜだかこいつの言う...
「迷子の新人って、君でしょ?」 迷子・・・龍一は咲坂とはぐれていることに、やっと気付いた...
龍一は、壁に寄り掛かりながら考えた。 (何はともあれ、ここなら警察も来ないよな・・・) 明...