プロローグ この世には人には計り知れないような力がある・・・ そう・・・例えば「精霊」「魔...
「えっ…お祖母ちゃんとお父さんの事を知ってるの?」 麻里は目を丸くして言った。 「当然です。楓さ...
勢い良く正門を抜けると、そこには幅の広い道路が横に走っていた。 辺りを見回す。しかし、咲坂の姿は...
足を止めた龍一の10?もない正面に、正門は静かにたたずんでいた。 咲坂が普通の生活には戻れないか...
「ぶはぁっ・・・!!」 龍一は止めていた息を一気に吐き出した。 「はぁ、はぁ・・・」 息はき...
出口を見つけたのはよかったが、そこに行くには一つだけ障害があった。 (ナースステーションか・・・...
龍一は悔しかった。あれだけ仲のよかったアキラを殺され一番悲しんでいるのに、警察は自分をアキラを殺し...
よく見ると、学ラン以外にも母が「必要そうなもの」と言っていたのに、病人には不必要な物がバックには入...
「咲坂塔子・・・だったか?頼みがある。」 頼むとは言っているが、その声はまるで脅しているかのよう...
(でも・・・どうする・・・?) 決意を固めたはいいが、問題はどうやってバスターになるかだった。 ...