香緒里さんと真愛は、何か話していたみたいだったが、俺達を見ると話を止めた。 そして涼平が持...
「まぁ、八年もたつとどんな娘でも変わるんちゃうか」 俺は無難に答えておいた。 「そんなも...
「さてお姫様方、何かお口に合うものを見繕って参りますので、しばしこちらでお待ち願えますでしょうか...
「じゃあ、まだ皆のところ回らないといけないから、また後でね」 そう言うと主役の二人は、次の招...
「あ〜あ。今日の主役は私達なのにまた香緒里は飲み過ぎた振りをして」 という声が聞こえてきた。...
その時不意に声が空から降ってきた気がした。 「なぁんだぁ〜。二人してこんなところに座ってたん...
真愛は顔をあげることは無かったが、時々クスッと笑っているように見えたり、相槌を打ってくれているよ...
俺は真愛の、そんな態度を見るのが初めてだったのでびっくりして、 「どないしたんや?」 ...
二次会は立食バイキング形式のパーティーだった。二次会なので、披露宴の時のような親族はおらず、会社...
手紙は渡してくれたようだが、返事は全くの梨の飛礫だった。 当然翌日の入学試験は散々な結果で、...