私は突然の出来事に驚き硬直する。 綾川くんが手を握ってる。 ここはバス停で他にも生徒がぞ...
綾川くんは膝に肘をつき軽く両手を合わせて前かがみの状態で座った。 「今日用事ある?」 綾...
「菜々子!今日カラオケ行かない?」 帰りのホームルームが終わり、カバンを持った梨沙子がこちらに...
もともと格好良い男子が少ないこの学校。 眼鏡をかけなくなってから綾川くんのモテまくりの日々が始...
みんなの綾川くんに対する態度が180度変わった。 とくに女子たち。 綾川くんが遅刻し...
それから綾川くんと学校でも話すようになった。 しかし、周りの人たちをそれをからかい、『槇原菜々...
クラスの数人がこちらを見て不思議そうな顔をしている。 私と綾川くんが話していることに驚いている...
年が明け、3学期がスタートした。 「あけおめ、菜々子」 「あ、梨沙子。今年もよろしくね。...
最初で最後の あたしのわがまま… 一瞬でいい… 愛のあるキスをしてと願う キミの使...
弁当を食べ終えた僕は屋上へと足を運んだ。 昼休みの屋上と言えば、カップルがいたり、不良にカツ...