「よかったっすよ。ヤスさんから借りたマスク、ウケました。」 綾川くんが親しげにマスターと話す...
気持ち悪いが落っこちそうな私は鈴木に抱きついているに近かった。 鈴木『来たー!いいとこ!』 屋...
「行き先はどれも一緒なので、どうぞご安心を。」 「…行き先はどれも一緒?」 一人の女性...
路地脇で膝を抱え、綾川くんを待っている。 ……ザッ…ザッ 靴音が私の前で止まり、少...
「え?」 私が聞き返すと、「何でもない」と言ってそっぽ向く。 「………。」 また...
扉が閉まる瞬間、会場の中から『Happy New Yeeeaaaaar!!!!!』というMCの声と...
……好きだ 好き、好き、綾川くんが…好き。 涙がジワっと滲み出...
鈴木は私をおろしてくれない。 谷田川『あのさ、おろして。』 鈴木『え〜やだ。』 今は、パソコ...
5人組が次々とラップを繰り広げ、会場中が音楽に合わせて揺れている。 ステージの中心でミツルは...
会場が一気にワァーと盛り上がる。 ビートボックスをしながら5人組が定位置につくと、ステージ袖...