プロローグ ある日のことだった。何を思ったのか、自分の部屋の窓を開けて、外を見る。外には家や...
どうか私を好きになって と毎日お願いした。 誕生日さえ知らなかった私だけど 心の底から好きだ...
「えっ……?」私は声が出なかった。彼………死んだ…20年前…?? 「ごめんね。びっくりさせて。で...
午前1時 音楽が鳴り響く 「まぢサイコー!ギャハハ!」 音楽に乗って踊りだす。他人...
水溜まりは青い空を写す。黒いアスファルトに咲く、つかの間の儚い華。もうあの大好きな光景はない。私は...
高校1年生の春…―。 厳しい冬を乗り越えてやっとのことで桜咲いて向かえた春… 私は恋を...
『どうよ?』 ちえみからもすぐに返ってきた。 (どうよって何だよ) と思いつつも、 『順調...
おやすみって言うのが何か嬉しくて、打った後も携帯を見つめる。 (何か、良い夢見れそう♪)さおりが...
『初めまして!松葉 光太郎って言います。さおりちゃんって言うんだ!?俺、With youのさおりん...
「ん?何?」 「ちょっとだけ良い?」 ちえみとはクラスメイトだ。始業式に少し会話を交わしたくら...