2階の東から2番目の教室。 中学最後の年のクラスだ。 その教室の窓際の列の前から2番目...
「お…う。でな、俺はそれはお前の勘違いちゃうかって言うた。 そしたら今度はあいつ、俺とあおぃで自...
あたしは今にも破裂しそうな心臓音のせいで、予行練習の意味もなく、相槌打ったりするだけで、ほとんど会...
―昔の夢をみた ―まだあいつが俺の側にいる頃の…だけど ―あの声も、あの笑顔も、今は記憶の中だ...
一難去ってまた一難。 そんな感じであたしはまたもトラブルを起こしてしまった。 チャットの男友達...
ある日、タクが準の事を聞いてきた。 「一番最初会ったとき皆と話とった『準』ってやつ誰?」 ...
きっと恋をしてしまったんだと思う。 今までだって何度もしてきたけど…多分それは“情”の延...
あの時は自分でもよく分からんけど、気づいたらタクとアド交換をしてたってことだけを覚えてる。 ...
それから暫くタクに会うことはなくて、毎日準のアド教えて連呼が続いた。 学校も何かと上手くいか...
「母さん、奈美を家においてくれないか?」 康は、お母さんに言っていた。 その後の話は...