走りながら響の姿を探す。すると、丁度、門を出ようとする響を見つけた。 「響!」 声をか...
そこにあった光景とは。 手を掴まれ、壁に押し付けられたちさの顔に、唇が触れそうなくらい近付い...
パンパン、と手をはたき 手についた土を払い落とすと 「ありがとう」 そう言って、...
『6月27日』 また今年も何事もなく過ぎていった… まだなのか、 いつになったら私の罪は拭い...
「じゃぁウチ、家ここだから。」 自分の家を指差しながら、私はそう言う。 「マジで!?近...
ときめき ? 「返事?そんなの書けないだろう。誰に対して書けばいいんだよ!」 ...
カズマはゆっくりと話し始める… 『赤井さん、落ち着いて聞いて。木村さん韓国へは行ってないん...
ちさが、なんて答えるのか聞きたかったのかもしれない。 響が、何を話そうとしてるのかも、知りた...
放課後、先生の所へ提出物を届けた後、僕はPC室へと向かった。 帰宅する生徒達と、次々にすれ違...
昼休み。 この日はまだ6月だというのにとても蒸し暑かった。 「萌衣ー、生きてる...