「君、何科?」 話かけた彼女がちさだった。 「え?…あ、造形科の矢内千沙です」 ...
カタン 通路を隔てたちさの隣の席に響が座る。 「あ、響、おはよう」 ちさが笑顔...
今私は、一人でお昼を 食べてる… 教室から離れてこんな寒い屋上で あの日信也...
何もない週末 何度携帯を見ても一緒なのに ただ早くこの週末が終わってくれる事を祈るだけ ...
あれからはちゃんと笑える様になった 貴方の前でもちゃんと 二人でご飯に行く事は辞められなか...
帰り際 貴方を引き止めた 『少しだけ話して帰ろう』と 缶コーヒーを一つだけ買っていつもと...
淳は休暇開けに、亜子の部屋を訪れ、 「休暇の間に離婚話をしたんだ。もうやっていけない…別れた...
夏の休暇に入り、淳は美佐に別れ話を持ち出した。 「お互いも解り合わずに世間体ばかりを重視して、虚...
「あ〜あ、後2ヶ月で私も17歳かぁ。」と私は溜め息をついた。 「何和葉溜め息ついてんの、幸せ逃げ...
それから1ヶ月後。 [メール受信 坂本柚希] (なんだろう…。) 鈴は柚希に自分...