「おーい、直紀ぃ!」 桜ノ牧に呼ばれる。 朝からうるさいな。 「何?」 「李将に...
帰宅。 明秀先輩のお陰で紫音に会えるかもしれない。 桜ノ牧も好きな人には弱かったな。 ベッドに...
桜ノ牧に勘違いされた俺と明秀先輩。 「二人が愛しあってるなんて!!」 「桜ノ牧ー勘違いす...
あ〜あ、桜ノ牧がいるから紫音に会えるかもしれないのに、桜ノ牧がいるから紫音に会えない…。 ...
八月。 蝉が五月蝿い。俺は明秀先輩と桜ノ牧に無理矢理園芸部に入部させられた。 だから、このくそ暑...
何で、桜ノ牧が紫音李将を知ってんだよ!? 「紫音李将じゃないでしょ?」 先生と先輩は俺の...
金の髪が柔らかく舞っている。 あどけない笑顔はたった一人のもの。 彼女が差し出した手を彼...
それからの記憶はない。 覚えてるのは姫歌ちゃんが隼人の腕に抱きついてそれを振り払わない隼人そこまでだ...
「さぁ直紀!!好きな人の名を叫ぶがいい!!」 何で叫ぶんだよ。名前聞いても知らないだろ。 つ...
俺のいる学校は大学の付属で、幼稚園から高校まである。ちなみに、俺は幼稚園からいる。中学と高校の花壇は...