月は地球に恋をした あの美しくて青い星に心を奪われてしまったのだ 近づきたくとも動...
空を見上げれば夕陽 街が茜に染まりゆく 何が悲しいわけでない 嬉しいのか虚しいのか さえも...
アイデンティティを確立せよ どこに本当の私がいるというのか 周りに流され 長いものに巻...
貴方はどこか雨宿り 私独り待ちぼうけ 慣れました もう それでも待つ私を 貴方はき...
「別に嫌いな物食べなくても生きて行ける」 はい そうです その通りです 人間「...
揺らぐ心は色の識別を失い、 不安にとりつかれながらも 手探りを止めないのです。 私から生...
目隠し、手錠で綱渡り 誰かがそっと 彼女の背中を押したんだ 闇から闇へ ...
右手に力を込めて咲いた 左手首から流れ出す赤い花 こうして私は癒される ささやかな自慰行...
昨日は桜が雨に打たれていたけど あまり散らずに耐えていました。 その姿がとても健気です。 ...
停留所に着くと 私は傘を閉じた。 傘には桜の花びらが一片 雨降る中で 春を感じる ...