朱い服 白い素肌 雪はゆらゆら舞い落ちて 黒い地面を濡らす 朱い唇 ...
ナイフ型の灰色の三日月がこっちを見やがる。 いま全身から血が抜けているのが分かる。 そ...
緩やかな坂 ここを登った所に在る いつも日の沈む海 空は赤く 一時 燃える 月夜の...
会いたい 会って ちゃんと話したい メールでの サヨナラは ...
平淡な日々を消し去ってくれた 小さな光となり現れた あなた 光が教えてくれた大切なこと わたしの内...
「ごめんなさい」唱えたら 今夜も君の臓物にKissして 「おやすみなさい いい夢を」 ...
白い壁 今日は何故だか 温かい きっとあなたが 来てくれたから ...
戦場にて 兵の他に 地に伏した 少女が一人 火薬玉と弾丸の 飛び交う中で 地に伏した ...
病院で 毎日使う 黄色のコップ くすんだ色に 歴史を感ず ...
君を救う為と差し出した腕は冷たく叩かれた 心を癒す為と投げ掛けた言葉は拒否された 西を...