大丈夫と伝えたい なかなか見えない明日がきても 大丈夫だからと 君に伝えたい 私達は ...
この上なく夜を愛し この暗闇を生きたい いつも逃げている自分 どうしても背...
3時 所用で車を走らせる まだ夜のような闇 4時 所用が終わる 空の薄明かりに気づ...
想像してみた あなたの好きなあなたも あなたの嫌いなあなたも 望むものも 望まないものも...
打ちつける雨は まだ止みそうにない 轟く雷も 収まりそうもない この雨に紛れて こ...
君の心が溢れて ぐちゃぐちゃな心を 一つにまとめて 君の涙をぬぐってみた そ...
一足の草鞋につきし竃馬かな 稲雀瞬きをせば雲の上 何しても光のごとし秋の日や 嬉し...
はるかなる森を見つめし秋の雨 夢見れば障子洗ひの祖母が居る 日没の丘の上ある薄かな ...
うなだれる暑さ ぼんやり描く その姿 溢れ出しそうな願いを いつも通りに飲み...
風吹けば通草もゆれて鳥止まり 能面の顔した人や秋茄子 子の眠り安らかなりて震災忌 ...