見慣れた街を背に向けて乗った昼下がりの電車は 穏やかな午後の陽射しに揺られて僕は何故か浮...
胡蝶ヒラヒラ 夜を飛び 糸月の、 白い姿が 黒々と 空と闇とを ...
日の暮れた、 渦巻き銀河の円盤で アルデバランを はずませて たったひとりで...
太陽系を肩かけて 軌道の弦に弓つがえ 新世界でも奏でよう ドボルザークよ ...
夕焼け過ぎた 暮れ空に はがれかけた 月がある 空は残照 失って ...
月の光が しずくとなって グラスに なみなみ 注がれて ささやかな バレリーナ...
月長石の鏡の燃える 壁からはずして 盆にして 気になる人の 首のせ...
姿の見えない おどり子さん こけむした、 森の朝日の中にいる 夜の湿気を太陽が...
愛する事ってこんなにも、大変だって事よく気付いた。 当たり前のようで、ちょっぴりせつなぃ。 ...
10月の風が吹けば君は大人になる 出会った頃は僕たちまだ18の始まり 二度目の夏が過...