壊れそうなほどに小さな手、土踏まずもまだ無い小さな足。 何だろうな…母乳の臭いなのかなぁ…何とも...
ばってん印の君からの暗号が 解けないままでいたら 朝になった。 オレンジ色、赤色...
疲れた体で 移りゆく景色を 電車越しに眺める 夜の窓に映る私の顔に 君の姿を重ね合わす...
何が行けない? 何が僕を否定する? 僕の好きな物を 何故否定しようとする? ...
白いページを なぞり指。 にじむ赤色が点々と散ります。 長い爪を眺めて 上の空な僕は ...
涙の海を溺れて逝くの。 ((月ナンカ無イノニ)) 呟いては涙にしたの。 ((ご免...
今好きな人好きになる人 ここにはいない きっと出会えること信じて待ってます でも待ってるだけ...
誰しもが願う。 「幸せになりたい」と。 けれどこの世には±0という概念があって、幸福も不幸も平...
今も 惑い 躊躇う その足で 永劫の時の元 どう 歩こう 泥の...
疲れて歩く街角ふと足を止めた 生け垣のどこからか濃密で青い香りが漂う 夢中で花を潰した幼い...